エコ・ソーシャルビジネス

2002年12月10日

 

シャープ、太陽電池モジュールの米国生産を開始

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  再生可能エネルギー  地球温暖化 

 

世界トップの太陽電池発電メーカーであるシャープは、米国テネシー州メンフィスにある生産拠点、シャープ・マニュファクチャリング・カンパニー・オブ・アメリカ(SMCA)で、2003年春より太陽電池モジュールの生産を開始することを発表した。

太陽光発電システムの市場は、2003年以降も世界的な需要拡大が予測されており、シャープではこれに対応するため、2002年7月に国内の生産拠点である新庄工場(奈良県)の年間生産能力をそれまでの94MWから148MWへと大幅増強し、2002年度中に年産200MWへの増産体制確立をめざしている。

今回の米国での生産開始は、2000年のカリフォルニア州の電力不足に端を発したエネルギー危機を契機に、再生可能エネルギーであるクリーンな太陽光発電システムへの需要が増大している米国での販売伸長をめざすもの。

SMCAでの太陽電池モジュール生産能力は、年産20MWでスタートし、需要の拡大状況を見て順次生産を増強していく予定。






登録日時: 2002/12/10 08:23:04 AM

英語記事はこちら


 


 

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