2002年09月25日
Keywords: 3R・廃棄物 エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 地球温暖化 大学・研究機関 環境技術
農業技術研究機構と三菱重工は、稲わら、米ぬか、おがくずなどのバイオマスを原料として使い、自動車燃料などに使われるメタノールを合成する試験装置を開発した。
細かく砕いた原料を1000度近くに熱して酸素と水蒸気を加えることによって、水素と一酸化炭素に変換される。これを精製し、メタノールを作る。炭水化物を含むすべてのバイオマスをメタノールに変えられるため、これまであまり積極的に利用されていなかったおがくずや稲わらなどをリサイクルして、燃料を生産することができる。化石燃料から排出される二酸化炭素の削減にも一役買う再生可能エネルギープラントの実用化が期待される。
http://ss.niai.affrc.go.jp/SEIKA/02_core/2002_7.html
登録日時: 2002/09/25 04:42:08 PM
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