3R・廃棄物

2002年09月16日

 

日産「マーチ」、リサイクル可能率95%をめざす 

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  環境技術 

 

EU指令では、2005年以降、EU市場で販売する新車については、「リサイクル可能率と熱回収率の合計95%以上」を、登録認証要件として定めているが、日産自動車の主力小型車「マーチ」はこれを前倒しで実現することをめざす。

リサイクル可能率95%を実現するため、プラスチクの中では比較的リサイクルしやすいといわれるポリプロピレン(PP)を多用し、プラスチック全体に対する重量比は、旧型の42%から新型の57%に増加。例えばドアトリムは、旧型では木、皮、鉄の複合素材を使っていたが、新型ではPPの単一素材にした。インパネは、PPの複合体から、PPの単一素材にして2パターツで構成することで、解体時間を8割短縮できるなど、解体・分別の手間を大きく減らしている。



http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH177-LO4-TI520-CI429-IFY-MC109,00.html




登録日時: 2002/09/16 01:13:50 AM

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