2002年09月08日
Keywords: 政策・制度 交通・モビリティ 大学・研究機関 環境技術
日本経済新聞社が製造業を対象に企業の環境対策を総合評価した「第5回環境経営度調査」で、日本IBMが初めてランキングの首位に立った。
日本IBMは1986年から環境会計を導入するなど、環境対策を重視する体制づくりをしており、事業規模が急速に拡大しているサービス部門での省エネや廃棄物削減の取り組みが高く評価された。
「環境対策の成果を管理職の賞与など人事評価に反映しているかとの質問に、回答した820社のうち74社が「反映している」。リコーは99年度から省エネや廃棄物のリサイクルなどの達成状況を評価して管理職の賞与の一部を算定しており、部長クラスで年間最大20万?30万円の格差がつく。ソニーやシャープも昨年度から環境配慮型製品の開発状況などを業績給に反映させている。
環境負荷が小さい原材料を優先して購入する「グリーン調達」を実施している企業は全体の37.0%(303社)と、前回調査から13.2ポイント上昇した。
http://www.nikkei.co.jp/report/kankyo/
登録日時: 2002/09/08 03:18:17 PM
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