2002年08月26日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 再生可能エネルギー 環境技術
三井造船は、かき氷状の天然ガス「ハイドレート」のペレットの製造を開始した。「燃える氷」といわれるハイドレートをペレット化すれば、タンクでの貯蔵や輸送が容易になる。
今回、セ氏マイナス10数度を維持できる試験室と、球状ペレットの製造設備が稼働を開始した。数年かけて生産・貯蔵条件を調査し、2010年ごろから石油会社などに製造設備を本格販売する見込み。
ハイドレートは天然ガスの主成分であるメタン分子を水分子で覆った物質で、大型装置で精製する現行の液化天然ガス(LNG)方式に比べて、貯蔵や輸送料が安くすむといわれる。
登録日時: 2002/08/26 03:33:04 PM
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