2002年08月24日
Keywords: 3R・廃棄物 エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 企業(非製造業) 再生可能エネルギー 地球温暖化 環境技術
スーパーやホテルから出る食品ゴミを回収してメタンガスを取り出し、発電に利用する試みが東京都内で始まった。昨年施行された食品リサイクル法で義務化された食品ごみの有効利用に対応する一方、化石燃料を使わずに発電するため、二酸化炭素の排出も抑制できる。
環境ベンチャー会社「エキシー」が、ホテルやスーパー3社に専用のごみタンクを設置。破砕されて液状になった食品ごみを同社発電センターに運ぶ。タンクで約1ヶ月発酵させて、メタン約6割を含むガスを取り出し、ガスタービンで発電する。
参加企業が15社になると、1日4.5トンのごみから約720キロワット時(4人家族で約70世帯分)の電力が得られるようになる。電力は同センターで使うほか、地域の非常時にも使えるようにする。
登録日時: 2002/08/24 12:09:22 PM
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