自動車リサイクル法が成立

自動車の破砕くずとフロン類、エアバッグの３品目の回収とリサイクルなどを、自動車メーカーと輸入業者に義務付ける使用済み自動車再資源化法（自動車リサイクル法）が成立した。２００４年末の完全施行を目指す。

カーエアコンのフロンと代替フロンに関しては、オゾン層破壊などの対策が急務として、今年10月から自動車リサイクル法の施行まで、時限的にフロン回収破壊法に基づき、3000円程度のフロン券を販売、回収、破壊を実施する。

自動車リサイクル法では、車の所有者はメーカーが決めるリサイクル料（１台２万円程度の見込み）を新車購入時に、新車以外は最初の車検時まで資金管理法人に支払うことを定めている。日本で廃棄される自動車は年間500万台。