企業・CSR

2016年06月05日

 

「第3回食品産業もったいない大賞」農水大臣賞は三井化学東セロ

Keywords:  企業活動  食糧 

 

写真:新鮮な野菜
Image by diapicard.

一般社団法人日本有機資源協会は2016年2月18日、「第3回食品産業もったいない大賞」の概要を発表した。本表彰制度は、食品産業の持続可能な発展に向け、地球温暖化・省エネルギー対策に顕著な実績を挙げている企業・団体、個人を表彰し、世の中に周知し、その取組を推進することを目的として2014年から行われている。

農林水産大臣賞1点、食料産業局長賞5点、審査委員長賞6点が受賞した。大臣賞は、三井化学東セロの「鮮度保持フィルムの製造販売による食品ロスの削減」。開発された鮮度保持フィルムは、青果物の呼吸から発生する水分等を保持し、包装袋の内部を正常に保つことで鮮度低下や腐敗等を抑制し、賞味期限を延長することで食品ロスの削減に貢献した点が評価された。また、従来品よりも高い汎用性と低コスト化を実現している。

局長賞を受賞した味の素ゼネラルフーズの「スティックミックス商品のコンパクト化による容器包装の軽薄短小化と輸送効率向上及び『ほっとするエコ』マーク表示による消費者への伝達」は、食品と包装の両面からコンパクト化したことで、包装資材削減と輸送効率向上に寄与したこと、独自のマーク表示が評価された。

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