菊水酒造　「第３回カーボン・オフセット大賞」で奨励賞を受賞

日本酒の製造・販売を行っている菊水酒造は2014年３月４日、「菊水スタイルボトル」の取り組みで「第３回カーボン・オフセット大賞」の奨励賞を受賞したと発表した。低炭素社会の実現に向けて優れた取り組みに贈られる賞。

「菊水スタイルボトル」とはワインボトルを中心にリユースし、個々に色や形が違うスタイリッシュな瓶を用いた、省エネやCO2削減に貢献する日本酒。お酒を楽しむ食事時間の照明点灯により排出されるCO2 500g分が、カーボン・オフセットの対象となる。

オフセット・クレジット制度を活用して、佐渡の森林においてCO2吸収量を確保し、温暖化対策を推進すると共に、放鳥されたトキの生育環境の向上と森林生態系の保全に寄与する「トキの森プロジェクト」を支援する。このクレジットを利用することで、美味しい酒造りに欠かせない水を創りだしてくれる地元新潟県の森林を守り、育てることに貢献する。オフセット・クレジットとは、CO2排出者が排出量に相当するCO2吸収量を購入することで相殺できる仕組みで、この取引の単位量をクレジットという。

同商品を購入することで、消費者がお酒を楽しみながら気軽にエコ活動に参加でき、森林を守り育てることに貢献できるとしている。