エコ・ソーシャルビジネス

2013年08月10日

 

TESS 世界初の介護福祉機器チェアサイクルを製品化

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

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Copyright 株式会社TESS

介護、医療用器具、運搬具等の開発、製造及び販売を行っている株式会社TESSは、東北大学客員教授、半田康延博士グループが研究開発した世界初の介護福祉機器、チェアサイクル(足こぎ車いす)を製品化し販売している。

このProfhand(プロファンド)は、脳卒中で半身が麻痺した方、脊髄損傷、腰痛、膝関節痛などで歩行が困難な方でも、どちらかの足が少しでも動かせれば、自分の両足でペダルをこぎ自由に走り回ることができる最先端の足こぎ車いす。

早足程度のスピードで、心地よい長距離サイクリングが可能なため、知らず知らずのうちに楽しく無理のない筋肉トレーニング効果が得られる。乗り降りがスムーズにでき、自由に向きを変えられる。また、乗降時や走行時の転倒を防ぎ、確実にブレーキがかけられる安全設計がなされている。サイズは全長1,199ミリメートル、全高866ミリメートル、全幅605ミリメートル、重量は14.2キログラム。

2011年3月11日の震災による被害を受けて、避難所生活を余儀なくされている人々にさまざまな二次的障害が起っており、中でもエコノミークラス症候群や生活不活発病などがみられるので、様々な機関から同製品が被災地に寄贈されている。

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