化学物質

2013年06月28日

 

国立環境研究所「PM2.5の高濃度現象、大陸からの越境大気汚染の影響の可能性」

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国立環境研究所が2013年2月21日に発表した、2013年1月から2月初めにかけて日本各地で観測されたPM2.5の高濃度現象を、現時点で入手可能な観測データとシミュレーションモデルをもとに調べた結果によると、大陸からの越境大気汚染が影響していた可能性が高いこと、大都市圏では越境汚染と都市汚染が重合して濃度が上昇した可能性が高いことがわかった。

全国の一般環境大気測定局での環境基準値超過日数(1日平均値35マイクログラム/立方メートル)を超過した日数)は16日であり、環境基準値を超過した測定局が多かったのは九州、中四国、近畿等の地域だった。

影響の割合は、地域と期間によって大きく異なる可能性が高く、今後、詳細な解析が必要であるとしている。

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