エコ・ソーシャルビジネス

2013年04月26日

 

サントリー、2割軽いミネラルウォータ用2リットルペットボトルへ

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

JFS/Suntory to Use 20% Lighter Plastic Bottle for Mineral Water
Copyright サントリーホールディングス株式会社


サントリー食品インターナショナルは2012年12月17日、ミネラルウォーター「サントリー天然水」の2リットルペットボトルを、2013年2月上旬以降順次、軽量のものに切り替えることを発表した。現状のペットボトル重量は36.2グラム。これを約2割軽量化し、29.8グラム(2012年12月17日現在、国産最軽量)にする。軽量化することで、飲用後によりつぶしやすいペットボトルになる。

ペットボトルの軽量化による効果を、2012年の製造計画に基づいて、石油由来樹脂の使用量を約1,800トン(原油相当量:約1,600キロリットル)削減、二酸化炭素排出量を約7,200トン削減できると試算している。

同社は、工場の水源涵養エリアの森林保全活動など、自然との共生をめざした取り組みを行っているとともに、手で小さくたためる「P-ecot(ペコッと)ボトル」や、再生PET樹脂を使用した商品ラベルを開発するなど、環境負荷の低減に向けた容器の開発に取り組んでいる。

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