化学物質

2013年03月25日

 

ユニクロのファーストリテイリング、2020年までに有害化学物質ゼロを約束

Keywords:  化学物質  企業(製造業) 

 

アジア最大の衣料品ブランドのユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングは2013年1月9日、2020年までに製品ライフサイクル及び全ての製品生産工程における危険化学物質の使用と排出ゼロを目指す誓約を発表した。

国際環境NGOグリーンピースが2011年3月より世界中で実施している「デトックス・キャンペーン」を受けたもので、日本企業で初めての合意、世界で12社目となる。

発表された誓約には、排出ゼロ実現策として、2013年中に少なくとも生産の8割に相当するサプライヤーにおける有害物質排出に関する情報の公開を行うこと、アルキルフェノールエトキシレート(APEO)とパーフルオロカーボン類(PFC)の廃絶、他の危険化学物質に関する目標や方針がまとめられており、アパレル業界の他社、素材サプライヤー、化学業界全体、NGOなどと連携・協働して、業界全体の仕組みが変わるよう、働きかけていくとしている。

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