人と社会のダイバーシティ

2013年03月12日

 

内閣府、ワーク・ライフ・バランスの好事例6件を認定

Keywords:  ワークライフバランス  幸せ  政府 

 

内閣府は2012年12月11日、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向けて、働き方を変えることで成果を上げている好事例6件を選び、第1回「カエルの星」として認定した。内閣府では2008年から「カエル!ジャパン」をキーワードにワーク・ライフ・バランスの推進キャンペーンを展開しており、この認定制度はその一環。日常業務を効率化し、長時間労働の縮減などを図るには部署ごとの取り組みが重要だとして、組織全体ではなくチーム単位での認定としている点に特徴がある。

認定された6件のうち、アストラゼネカ株式会社(大阪府)のメディカル本部チームでは、部員全員へのアンケート調査結果を分析し、具体的な数値目標を設定して取り組んだ結果、有休取得率や在宅勤務率が向上し、残業時間の削減につながったという。お茶の水女子大学(東京都)のリーダーシップ養成教育研究センターは、子育て中の女性研究者に補助員を配置することで研究時間が確保され、研究費の獲得にも成果が表れた点などが評価された。

内閣府では、認定されたチームの取り組みを広く周知し、企業などの具体的な推進を支援していく考え。

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