エコ・ソーシャルビジネス

2013年02月02日

 

ソーシャルプロダクツ普及推進協会 人や地球にやさしい商品・サービスの普及を

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  NGO・市民  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(以下、APSP)は2012年8月8日、人や地球にやさしい商品・サービスである「ソーシャルプロダクツ」の普及を行うための非営利組織として設立することを発表した。ソーシャルプロダクツとは、エコ、オーガニック、フェアトレード、寄付つきなどに関連する商品・サービスの総称で、これらの普及を進めることによって地球温暖化や貧困、食の安全・安心などの社会的課題の緩和・解決を目指す。

APSPの主な活動は、優れたソーシャルプロダクツを表彰する「アワード事業」と、企業・団体が謳っている商品やサービスの社会性の部分(例えば、寄付や素材のリサイクル等)の実態や整合性の第三者評価を行う「社会性監査事業」。加えて、セミナー、フォーラムの開催なども行う。

APSPが2012年7月に行った調査では、回答者の半数以上が「今後ソーシャルプロダクツを日常生活に取り入れたい」(53%)、「企業には商品やサービスの購入を通じて社会貢献に参加できる機会をもっとつくってほしい」(62%)、「ソーシャルプロダクツの購入や使用が増えることが社会的課題の緩和・解決につながる」(53%)と回答している。

APSPはこれらの背景をふまえ、社会的意識をもつ多くの生活者と企業をつなぐことで、ソーシャルプロダクツのマーケットの創造、活性化、さらには持続可能な社会の実現に貢献したいとしている。

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