ソニー　事業所からの温室効果ガス2000年度比30％削減

ソニーは2011年７月26日、2006年度から2010年度までの５年間の環境負荷低減の数値目標を定めた環境中期計画「グリーンマネジメント2010」の実施期間を終え、事業所から排出する温室効果ガスの総排出量において、2000年度比で約30％の削減を達成するなど、ほぼすべての項目において目標をクリアしたことを発表した。

さまざまな取り組みの成果により、2010年度のソニーグループの事業所のCO2換算温室効果ガスの総排出量は約153万トンで、2000年度に比べて31％の削減を達成し、「グリーンマネジメント2010」で定めた当初目標値の７％を大幅に上回る削減実績となった。

具体的な取り組みには、製造に使用される地球温暖化係数の高い物質を代替物に置き替えること、最新設備の導入や社内の省エネ診断士による運用の最適化を国内外で広く展開することでエネルギー起因CO2を削減することなどが含まれている。

その他の主な項目については、事業所から排出される廃棄物が2000年度比で、目標40％に対して54％削減。事業所における水使用量は2000年度比で、目標20％に対し、41％削減。また、各製品カテゴリーにおいて設定している年間消費電力量の削減目標もすべてのカテゴリーで達成した。

ソニー、環境負荷ゼロを目指す新環境計画「Road to Zero」を策定（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030054.html

登録日時：2011/11/14 06:00:15 AM