エコ・ソーシャルビジネス

2011年11月13日

 

積水ハウス、世界初の3電池を組み合わせた住宅を発売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業)  環境技術 

 

積水ハウスは2011年8月8日、世界初の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)を組み合わせた住宅「グリーンファースト ハイブリッド」を発売すると発表した。

同社は2009年から、燃料電池(700Wまたは750W)と太陽電池(3kW以上)を組み合わせた環境配慮型住宅「グリーンファースト」を発売していたが、これに蓄電池(8.96kWh)を組み合わせることで、大幅な節電を可能にし、電力不足に貢献する商品とした。

日中の電力消費は、出来る限り燃料電池でまかない、太陽電池発電の売電量を増やし、電力消費の多い夕方から夜は、蓄電池からの電力供給で購入電力を減らす。蓄電池には電力会社の電力供給に余裕があり安価な深夜に充電する。これにより同社の試算では、光熱費がほとんどかからず、一般住宅1世帯分の電力を供給することになるという。

停電時(ガス、水道の供給がある場合)には、自動的に3つの電池による電力供給システムに切り替わり、住宅設計時に予め設定したコンセントや照明などがそのまま使える。非常時には、蓄電池だけで冷蔵庫(200W)、液晶テレビ(150W)、照明(100W)を約17時間継続使用できる。

積水ハウス、戸建住宅にEV・PHV充電用コンセントを標準設置(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030871.html
積水ハウスのCO2排出0(ゼロ)住宅 神奈川県限定で発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030351.html

登録日時:2011/11/13 06:00:15 AM


English  

 

参照元

世界初 3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)連動による“自立できる家”の実用化
「グリーンファースト ハイブリッド」誕生
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/newsobj1720.html


 

このページの先頭へ