エネルギー・地球温暖化

2011年09月25日

 

休耕地をパッションフルーツ農園に 果実も花も楽しめる緑のカーテン

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業)  食糧 

 

岐阜県関市武儀地区の「関むぎパッションフルーツ組合」は、休耕地を利用して、環境に優しく花も楽しめ果実も収穫できる緑のカーテン"パッションフルーツ"の栽培に取り組んでいる。

パッションフルーツは亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果実の蔓性植物。同地区では2006年、商工会のポイントカード商品として、壁面緑化のためのパッションフルーツに着目したことがきっかけで、有志が休耕地を利用して露地栽培をはじめ、高齢者にも容易に取り組める作物であると活動が広がった。

2011年現在、パッションフルーツ農園は3ヘクタール。同年栽培した4,500株の苗のうち、緑化事業にあてるための1,500本はすべて、個人だけでなく、地域の公共施設や隣県の企業などに買い取られた。

同組合では今後もこの活動を広げ、パッションフルーツ農場の運営、果実・苗の生産だけでなく、実と葉を原料とした商品開発や壁面緑化の推進活動、さらに高齢者と子供たちとの交流の場にしていきたいと考えている。

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登録日時:2011/09/25 06:00:15 AM

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参照元

「関むぎパッションフルーツ組合」
http://www.paffru.jp/


 

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