エコ・ソーシャルビジネス

2011年09月19日

 

モア・トゥリーズ、木造仮設住宅を被災地に

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  NGO・市民 

 

JFS/Japanese Non-Profit Supplying Disaster-Stricken Region with Temporary Wood Houses
Copyright 一般社団法人 モア・トゥリーズ

一般社団法人のモア・トゥリーズは2011年4月18日、東北地方太平洋沖地震の被災地支援プロジェクト「LIFE311」をスタートすることを発表した。これは、被災地周辺の地域産材を活用し、被災地に暮らす人たちと共に木造仮設住宅を建設するもの。

直接の被災地では、自治体が混迷を極めており新たな取り組みについての判断が困難だったことから、当プロジェクトの支援先は津波被災地である岩手県陸前高田市、大船渡市、釜石市に隣接する住田町とした。住田町は「森林 林業 日本一」を目指し、町として独自で仮設住宅を作ることを明言し、いち早く行動に移していた。さらに使用できる町有地の広さから110棟を先行できる状態にあった。

この木造仮設住宅プロジェクトでは、資材の多くを地元を中心とした国内で供給できるため、支援金を国内で活用・循環させることができる。また、間伐・製材・加工といった各工程において新たな雇用を創出でき、東北全体の経済活性に貢献できる。

この活動には資金が必要となるため、1円からの寄付を募っており、資金の活用内容についてはウェブサイトで公開し透明性を実現している。

坂本龍一氏代表の「モア・トゥリーズ」 都市が支える森林づくり(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030258.html
モア・トゥリーズ 新潟市で木質エネルギーの協働協定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030686.html

登録日時:2011/09/19 06:00:15 AM

English  

 

参照元

被災地支援プロジェクト「LIFE311」
http://life311.more-trees.org/


 

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