2011年02月12日
環境省は2010年度より「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)を開始した。胎児期や幼児期の化学物質のばく露が子どもの発育・発達に与える影響を明らかにし、次世代の子どもたちが健やかに育つことのできる環境の実現を図ることが目的。
近年、子どもに対する環境リスクが増大しているのではないかとの懸念があり、環境中の化学物質に対する子どもの脆弱性について大きな関心が払われている。
この調査は、全国10万組の親子(赤ちゃん、妊婦さん(お母さん)、お父さん)に協力してもらい、生まれた子どもが13歳に達するまで追跡する疫学調査で、2011年1月から参加者の募集・登録を開始する。
同省は、調査への参加者募集が始まるのにともない、協力医療機関へ協力依頼状の授与と、調査の趣旨に賛同するエコチル調査サポーターの募集を開始するキックオフ・イベントを2010年11月15日環境大臣室において開催した。
登録日時:2011/02/12 06:00:15 AM
「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)
キックオフ・イベントの開催について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13116
エコチル調査ホームページ
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/