大京、電気自動車充電用コンセントをマンションの駐車場に設置

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大手不動産会社の大京は2010年２月18日、同年４月以降に着工するライオンズマンション・シリーズの駐車場の一部に電気自動車充電用コンセントを設置すると発表した。

同社は「超長期住宅先導的モデル事業」の採択を受けて2009 年に「ザ・ライオンズたまプラーザ美しが丘」を事業化し、分譲した。同マンションには同社で初めて電気自動車の充電ができる立体駐車場が設置され、2010年３月に完成。この実績をもとに、今後のライオンズマンション・シリーズで展開していく。コンセントの設置割合としては、当面各物件 の全駐車場区画の10％程度となる見込み。

安全面および防犯面への配慮から、コンセントは立体駐車場操作盤用の鍵でのみ開閉可能なボックス内に設置し、電力料金相当 分を駐車場使用料に含むことで当該駐車区画使用者に課金する予定。充電に要する時間は、自動車の種類等により異なるが、搭載する電池 容量が20kWh程度の場合、200V（15A）で約８時間の見通し。

同グループでは従来からの分譲マンションのエコロジー対策に加え、近年では専有部に太陽光発電を分配する分譲マンションの開発、住宅 版エコポイント対象住宅基準への対応、マンション建設現場における環境対策の推進などを進めている。今後もグループをあげて環境・省 エネに関する取り組みを強化していく予定。

マンション駐車場の一部を電気自動車充電対応に
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20100218.pdf

登録日時：2010/06/02 06:00:15 AM