2010年05月07日
Keywords: 地球温暖化 企業(製造業) 企業(非製造業) 政府
環境省は2009年9月11日、カーボン・オフセットのモデル事業計画設計調査の公募結果を発表した。本公募に対して44件の応募があり、合計8件の採択が決定。
市場流通型オフセットに採択された全日本空輸の「ANAカーボン・オフセットプログラム事業」は、航空機(国内旅客)の出発空港から到着空港までの移動に伴うCO2排出量を主にJ-VERでオフセットし、全国の空港利用者にPRするとともに、機内誌やイベントを通じたPRを行うもの。市場流通型オフセットにはその他6件が採択されている。
特定者間完結型オフセットには、沖データとサティスファクトリーインターナショナルの「製品の製造に伴い工場で発生するCO2をカーボン・オフセットした「Carbon Zero」プリンター/MFP事業」が採択された。沖データのプリンターを製造する3工場(海外含む)のCO2排出量を海外VERでオフセットするもの。
事業内容や結果については、排出量の算定方法、バウンダリや普及啓発の事例として、今後のカーボン・オフセットの取組推進及び公開セミナー等にて共有していく予定。
ANAグループ、国内線でカーボン・オフセットプログラムを導入(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029439.html
環境省 カーボン・オフセット認証ラベルを公表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029268.html
平成21年度カーボン・オフセットモデル事業計画設計調査の採択について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11563
採択事業の概要
http://www.env.go.jp/press/
file_view.php?serial=14246&hou_id=11563
登録日時:2010/05/07 06:00:15 AM