カーフリーデー、2009年は９都市が参加

2009年９月、国内９都市でカーフリーデーのイベントが行われた。参加市民はクルマのない都市空間を楽しみ、環境や交通に関する展示やイベントを通して、クルマ優先の社会を見直した。

2009年の参加都市は、春日部市、さいたま市、横浜市、逗子市、松本市、名古屋市、福井市、高松市、那覇市。今年の特徴は、環境・健康によい自転車に注目したイベントや展示が多く、警察による交通安全教室、自転車の乗り方教室など交通ルールを勉強する場があったことである。

開催３年目の福井市では、３人乗り自転車や電動アシスト付き自転車、高速走行を可能にするロードサイクルなどの試乗体験会が開かれ、２年目の高松市では、おもしろ自転車の試乗、ミニ電車の運行などが行われた。

初参加の逗子市では交通パレードやシンポジウムが、５年目の松本市ではミニSLの乗車体験や、地元アマチュアバンドのフォークコンサートが行われた。６年目の名古屋市では芝生道路が出現し、打ち水による温度変化体験会が行われた。