2009年09月21日
Keywords: 地球温暖化 企業(製造業) 企業(非製造業) 政府
環境省は2009年4月20日、日本版「グリーン・ニューディール」構想を発表した。地球温暖化対策と地域雇用創設のため、全国各地に「地域グリーン・ニューディール基金」を創設することなどが盛り込まれている。
地球温暖化対策推進法の改正によって地域ではCO2削減計画の策定を義務付けられているが、厳しい財政状況の中でも、さらなる環境対策の実施が必要とされている。今回の基金では、同法に基づく地域計画等、国全体として進めるべき取組を支援する。
基金の総額は550億円。都道府県等の地域環境保全基金を拡充する。事業の実施主体は各都道府県及び指定都市で、基金の有効期間は3年間。
対象事業は、省エネ住宅や環境負荷の少ない交通・エネルギーインフラの整備、アスベスト廃棄物や不法投棄、微量PCB廃棄物の処理の推進、漂流・漂着ゴミの回収・処理の推進、そして市民出資による太陽光パネル設置など。
地域グリーンニューディール基金の創設
http://www.env.go.jp/guide/budget/h21/
h21-hos/02.pdf
http://www.env.go.jp/guide/info/gnd/pdf/
igecs_outline.pdf
登録日時: 2009/09/21 06:00:15 AM