エネルギー・地球温暖化

2009年06月15日

 

経産省、カーボンフットプリント制度の基本ルールを決定

Keywords:  地球温暖化  政府  政策・制度 

 

経済産業省は2009年3月3日、カーボンフットプリント制度の背景・目的やCO2排出量の算定・表示方法等を内容とする「カーボンフットプリント制度の在り方(指針)」及び「商品種別算定基準(PCR)策定基準」をとりまとめたと公表した。

カーボンフットプリント制度は、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体の温室効果ガス排出量をCO2量に換算して算定し、マークを使って分かりやすく表示する仕組み。同省では、事業者、消費者が一体となった地球温暖化防止に向けた取組を促進する観点から、同制度の構築に向けた取組を進めている。

同省は、今回の指針や基準を、2009年度からの実施を予定しているカーボンフットプリント制度の市場導入試行事業における基本的なルールとして活用するとともに、本試行事業により抽出された課題等を踏まえ、その内容の精緻化等を図っていく予定。なお、指針や基準の内容については、今後、標準仕様書(TS)とすることを予定している。

経済産業省 カーボンフットプリント制度開始に向けた検討進める(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028737.html

登録日時: 2009/06/15 06:00:15 AM

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