「北海道ブックシェアリング」、公共施設への寄贈を開始

北海道では、図書関係者、教育関係者が中心となり、本を捨てずに再利用し、北海道の図書環境を豊かにしようという考えのもと、市民団体「北海道ブックシェアリング」が2008年１月に発足した。発足後半年でおよそ３万冊の本（2008年７月現在）を集め、児童会館や子育て支援施設、コミュニティ・スペースなど、図書を必要としている小規模な公共施設への寄贈をはじめている。

同団体では、一般家庭や企業・団体から不要になった図書の提供を募り、クリーニングや補修、選別を経て、必要としている「本棚」に提供していく。

今後は月10団体にそれぞれ100冊、計1000冊のペースで図書を提供したいとのこと。これは年間にすると約12000冊、金額にすると約1400万円相当（児童書の平均的な単価の1200円で換算）の図書購入の手助けとなる。さらに、これらの図書がリユース（再利用）されずに捨てられていたら発生していたであろう６トンのごみ（１冊500ｇ換算）を削減することができる。



http://bookshare.web.fc2.com/bookshare03.pdf


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登録日時: 2008/10/19 10:49:41 PM