2008年08月17日
Keywords: 3R・廃棄物 NGO・市民 企業(非製造業) 大学・研究機関
Copyright 有限会社三重古紙センター
計量器による自動ポイント機を使用するので、利用者は廃油等をいつでも持ち込むことができる。ポイントがたまると、スーパーやJA直売店で使えるギフト券に交換できる。回収した廃油・古紙はそれぞれ、バイオ燃料、再生紙として生まれ変わる。
内部地区では2007年に生涯学習事業「環境未来塾」を開催し、住民は「私たちにできる十エコ提言」をまとめたが、その一つに「食用油の回収」を掲げた。同社が2007年12月に同地区に古紙の無人ポイント機を設置したところ、住民から廃食油も回収してほしいとの要望があがり、2ヶ月後に古紙・廃油を回収するエコステーションを設置した。
さらに、同社は三重大学応用環境情報学部との共同開発で、自分が削減したCO2量がエコカードに記載される仕組みを作り、特許を申請している。このカードは、生活の中ででるCO2量を「見える化」することで、今まで観念上でしかわからなかったCO2量を意識的に削減することを目指すもの。また、今後は無人ポイント機による回収をアルミ缶・スチール缶・ペットボトルにも広げていく予定とのこと。
登録日時: 2008/08/17 11:24:11 AM