エコ・ソーシャルビジネス

2008年06月29日

 

ゴールドウィン、生分解性ポリエステル素材のスポーツウェア販売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

日本の大手スポーツウェアメーカーであるゴールドウィンが、土に還るポリエステル、デュポン社製のアペクサ(Apexa ® )を素材として使用したスポーツウェアの販売を2008年2月20日から開始した。同社のアウトドアブランド「LATERRA(ラテラ)」から販売されるアペクサ使用のシャツは、組成がアペクサ67%綿33%となっている。

アペクサは、ペットボトルの材料となるPET樹脂の一種で、生分解性の特性をもち、堆肥中あるいは土中、池、海などで微生物によって水と二酸化炭素に分解される。生分解性繊維の中では特に耐熱性や耐久性に優れているため、資材としての利用以外に、アパレル衣料への利用も可能になった。天然繊維と組み合わせて利用した場合、天然繊維、ポリエステル双方の良さを活かしながら、使用後は完全な生分解が期待できる。

日本ではすでに「洋服の青山」がアペクサを使ったドレスシャツを販売しているが、今回のゴールドウィンのスポーツウェアに続いて、コロンビアスポーツウェアジャパンも08年秋冬物製品の中でアペクサ使用の製品を展開する。



http://www.goldwin.co.jp/corp/pr/08/080219_lat/index.html


http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/ProductsandServices/AlphabeticList/Apexa.html;.html


登録日時: 2008/06/29 11:53:08 AM

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