エネルギー・地球温暖化

2008年04月05日

 

コミュニティ・ファンドを活用した環境保全活動を促進

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  地方自治体  政府  政策・制度 

 

環境省は2007年10月22日、2007年度「コミュニティ・ファンドを活用した環境保全活動促進事業」の対象事業を4件決定したと発表した。地域の環境保全事業、環境コミュニティ・ビジネスに対し投融資を行うコミュニティ・ファンドを活用し、地球温暖化防止などの環境保全活動を促進することを目的に、選定された事業に対し、1事業あたり1,000万円程度の助成金が交付される予定。

対象事業に選ばれた秋田県にしめ市民風車検討協議会の「にしめ市民風力発電所導入検討事業」は、風力発電設備の導入に係る調査、調査結果の検討や地域住民との意見交換会などに、山梨県北杜市小水力発電普及協議会の「北杜市小水力発電促進事業」は、小水力発電設備の導入調査、地域関係者との協議などに投融資を行っている。

長野県南信州おひさま協議会の「南信州・温暖化防止エコ推進事業」バイオマスボイラーの導入など熱供給(サービサイジング)事業のモデルシステムの開発、地域住民への説明会、事業経営計画見直し調査などに、山口県地域維新グループの「山口・島根連携でのCO2削減を目指した地域振興事業」は、薪ボイラーなどの導入に係る有効活用調査、BDF製造に係る廃油回収に関する調査、薪風呂などの導入検討会などに投融資を行っている。

選考においては、地域特性の活用、多様な主体の連携協働、モデル性、CO2排出削減効果などの環境保全効果、見直し手法の適切性などが評価された。



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8944


http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=10315&hou_id=8944


登録日時: 2008/04/05 09:34:34 AM

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