エネルギー・地球温暖化

2007年09月12日

 

日本周辺海域の年平均海面水温の上昇 世界平均の2倍強

Keywords:  地球温暖化  政府  生態系・生物多様性 

 

気象庁は、過去約100年(1900年から2006年)の日本周辺海域における海面水温の長期変化傾向を調査した結果を、2007年5月15日に発表した。九州・沖縄海域、日本海中部・南部、日本南方海域では、年平均海面水温は100年あたり+0.7-+1.6℃の割合で上昇。これは、世界の年平均海面水温の上昇率(+0.5℃/100年)の1.4-3.2倍の値。

黄海・東シナ海、日本海南部、関東の南、四国・東海沖北部では、日本の年平均地上気温の上昇率(+1.1℃/100年)と同程度。先島諸島周辺及び四国・東海沖南部の上昇率(+0.7-0.8℃/100年)は、日本の年平均地上気温の上昇率よりも小さくなっているが、日本海中部の上昇率(+1.6℃/100年)は、日本の年平均地上気温の上昇率よりも大きくなっている。

季節別の海面水温の長期変化傾向は、冬季(1-3月)あるいは秋季(10-12月)に最も上昇率が大きくなっている。



http://www.jma.go.jp/jma/press/0705/15a/sstjapan.html




登録日時: 2007/09/12 03:28:16 PM

英語記事はこちら


 


 

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