エネルギー・地球温暖化

2007年07月09日

 

コンサベーション・インターナショナル カーボン・オフセット事業を実施

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  生態系・生物多様性 

 

コンサベーション・インターナショナル(CI)は、自然生態系と人とのかかわりを重視して環境問題を解決することを目的に設立された国際環境NGOである。現在マダガスカルマキラ森林保全地域で、コンサベーション・カーボンプロジェクトというカーボン・オフセット事業を実施している。

カーボン・オフセットとは、普段の生活や製品を生産するときに排出される温室効果ガスを、森林保全事業に投資することで相殺するもの。日本では、2005年に開催された愛知万博において、三菱グループがパビリオン「三菱未来館@earth」の建設や開催期間中のエネルギー消費により排出された温室効果ガスを、CIのマキラ森林保全事業に投資することでオフセットをした。

マキラ森林保全地域は、マダガスカルに残された数少ない原生林のうち最大規模を誇り、クロシロエリマキキツネザルなどの絶滅危惧種が多く生息している。このプロジェクトは森林保全と同時に、生物多様性や地元コミュニティへの貢献など多様な目的が内包されている。




http://www.celb.org/xp/CELB/programs/climate/conservation_carbon_makira.xml
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~yoshiito/madagascar/wildlife/ruffed1.html


登録日時: 2007/07/09 07:04:37 AM

英語記事はこちら


 


 

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