2007年02月26日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業)
セイコーエプソンは、2006年12月下旬の出荷分より、大判インクジェットプリンタのインクカートリッジ個装箱を、これまでの白箱から再生紙100%の茶箱に変更し、世界共通化仕様とした。またインクカートリッジに使用している筐体のプラスチック材料についても、グレーから無着色のナチュラルカラーに変更した。
インクカートリッジ個装箱は、これまで、機種・色・発売する国の仕様などにより何種類も用意されていたが、今回の変更によって1タイプに減らすことができた。
またインクカートリッジについては、これまでグレーに着色していたものをナチュラルカラー化することで、添加する着色剤をなくし、成型工程を削減するなど、製造時の環境負荷低減に貢献できる。同時に汎用性が増すことで、材料のリサイクル性の向上も見込まれている。
登録日時: 2007/02/26 03:16:05 PM
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