鹿島など、長寿命のコンクリートを開発

鹿島建設は2006年９月、電気化学工業、石川島建材工業との共同研究によって、通常のコンクリートより耐久性が極めて高い長寿命化コンクリート「EIEN」を開発したと発表した。炭酸イオンと反応することで組織を緻密化する特殊混和材を内部に加え、表面を炭酸ガス処理するなどで耐久性を向上させたもの。

コンクリート表面が緻密化することで水や塩分が浸透しにくくなり内部の鉄筋の腐食を防ぐことができる。さらに補強用繊維など防食性材料を併用することで厳しい塩害環境にも耐えられるという。

同社は、道路、橋脚などのほか、塩害を受ける海洋構造物、放射性廃棄物処分場などでの使用を関係方面に働きかける。



http://www.kajima.co.jp/tech/katri/index-j.html




登録日時: 2007/02/09 12:01:33 PM

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