2006年11月17日
道路と線路の両方を自在に行き来して走行できる新しい乗り物、デュアル・モード・ビークル(DMV)の研究・開発および試験走行を2004年1月より進めてきたJR北海道は、2007年4月から釧網線の浜小清水-藻琴間で試験的営業運行することを決定した。
同社では、コストダウンの限界にある地方交通線の経営改善を目的として、「鉄道も道路も走れる乗り物」という新たな発想で、DMVを開発した。DMVの特徴は、わずか10-15秒で鉄道と道路の切り換えができること、鉄道と道路の両方のインフラを活用できること、走行安定性を向上できることなど。
また、DMVの運行によって、バスと鉄道の乗り換えなしの移動が可能となるなどの利便性の向上が図れるほか、車両の軽量化およびGPS等の活用による地上設備(レール等)のコスト、オペレーションコストの低減、省エネが期待されている。
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2006/060809.pdf
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2003/040128-2.pdf#search=%22DMV%22
登録日時: 2006/11/17 10:08:19 PM
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