3R・廃棄物

2006年08月23日

 

2006年版環境白書と循環型社会白書、閣議決定される

Keywords:  3R・廃棄物  政府 

 

2006年版環境白書と循環型社会白書が2006年5月30日に閣議決定された。公害白書から数えて38回目となる今回の環境白書のテーマは「人口減少と環境」「環境問題の原点 水俣病の50年」の2つ。今回で6回目となる循環型社会白書のテーマは「世界に発信する我が国の循環型社会づくりへの改革-我が国と世界をつなげる"3R"の環-」。

環境白書の「人口減少と環境」では、2005年に日本の人口がはじめて減少に転じ、今後も人口減少を続けることを受け、人口減少やそれに伴う世帯の細分化、過疎化、都市の拡散といった様々な変化の環境への影響や対応する取組事例を示すことで、人口減少に対応した持続可能な社会の実現に向けた取組みの重要性を述べている。

循環型社会白書では、この十数年行ってきた政策改革を中心に日本の廃棄物・リサイクル対策の経験を取りまとめ、アジア地域の急激な経済発展により廃棄物問題への対応が世界的にも重要になっているなど、国際的に循環型社会を形成していくための日本の役割を提示するとともに、2006年3月に日本で開催された「3Rイニシアティブ高級事務レベル会合」などの報告とともに、3Rの国際展開の状況や日本の基本的な考え方を紹介している。

環境省は「白書を読む会」などで両白書の普及を推進し、環境省のホームページhttp://www.env.go.jp/policy/hakusyo/にも、両白書を掲載していく予定。(過去の両白書はすべて掲載済み。日本語のみ)



http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/




登録日時: 2006/08/23 06:49:58 AM

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