政策・制度・技術

2006年05月10日

 

みずほとオリコ、融資制度で中堅・中小企業の環境配慮活動を支援

Keywords:  政策・制度  企業(非製造業) 

 

みずほ銀行とオリエントコーポレーションは2005年12月22日、中堅・中小企業のCSR(企業の社会的責任)活動を推進・支援するための「環境配慮型企業向け融資制度」を創設したと発表した。両社の提携無担保融資商品「みずほロング・パートナー」を活用し、融資利率を通常の2-3%から1%台にまで大幅優遇する。国内民間銀行で初の試みとなる。

本制度は、融資対象先として、既に環境配慮経営を実施している企業に加え、現時点では取り組みが不十分でも今後環境配慮経営を行なう予定の中堅・中小企業も含めている点に特徴がある。

環境配慮経営実施企業の基準は、(1)国際規格ISO14001、環境省のエコアクション21等の認証取得、(2)環境報告書発行、(3)みずほグループによる環境コンサルタント実施、(4)東京都「地球温暖化対策計画書制度」におけるA評価以上の取得など。

上記に該当しない企業でも、みずほ独自の「環境チェックリスト」で一定基準に達すれば融資対象となる。今後実施を計画・予定している環境配慮活動についても、みずほ情報総研が評価し、融資実行後も継続的にフォローする。



http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2005/pdf/news051222.pdf


http://www.orico.co.jp/index.html


登録日時: 2006/05/10 10:18:23 AM

英語記事はこちら


 


 

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