政策・制度・技術

2006年05月07日

 

川崎市役所、国連「グローバル・コンパクト」に参加

Keywords:  政策・制度  地方自治体 

 

川崎市役所は国連「グローバル・コンパクト」(以下GC)に参加した。2006年1月13日、参加申請文書を阿部孝夫川崎市長からコフィー・アナン国連事務総長へ送付、2月8日にニューヨークの国連GC事務所の参加者リストに掲載された。5月1日現在、世界で97カ国3124団体が参加しており、うち日本は44団体、国内の自治体としては同市が初の参加となる。

GCはアナン国連事務総長が提唱し、2000年7月に国連本部で正式に発足した企業の自主行動原則で、参加する世界各国の企業が「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野で世界的に確立された10原則を支持し、実践するよう務めるプログラム。近頃では、企業だけでなく産業団体やNGO・都市も参加している。

川崎市は、GCを市の戦略、文化および日々の業務の一部としていくと約束。GCの理念のもとに、さまざまな主体が環境に配慮した自主的な諸活動によって持続可能な地域社会づくりに貢献するための「かわさきコンパクト」を作成し、市内展開を図る考え。これらの広報活動として2月27日には「グローバルコンパクト・フォーラム2006」を開催した。





登録日時: 2006/05/07 10:26:11 PM

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