政策・制度・技術

2006年04月27日

 

「京滋グリーン入札」で、環境配慮事業者を応援

Keywords:  政策・制度  地方自治体 

 

京都府と滋賀県は、2005年11月28日、京滋知事懇談会でグリーン入札の共同実施について合意し、「環境にやさしい取り組みを応援します」をキャッチフレーズに、京滋グリーン入札制度をスタートさせた。これはISO14001、KES(環境マネジメントスタンダード)など、環境認証を取得する業者だけで入札を行う制度で、全国でも初めて。

「京都議定書誕生の地」である京都府と、「環境こだわり県」を自負する滋賀県が連携して、事業活動における環境認証の取得率が低い中小企業者の環境保全活動を促進し、環境問題に取り組む中小企業者の裾野を広げるのが目的。

グリーン入札の対象となるISO14001等の環境認証を取得している中小企業は、京都府で全登録業者のうち約4%、滋賀県で約3%と低いことが課題となっている。そのため、京都府では府独自の認定・登録制度「エコ京都21」なども対象とし、この制度の受付期間を随時にするなど、環境に配慮した業者を応援する仕組みを検討している。





登録日時: 2006/04/27 03:48:34 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ