2006年04月27日
内閣府は2005年9月、全国の20歳以上の男女3千人を対象に、環境問題に関する世論調査を行った。環境問題全般、ごみの3Rの推進、自動車環境問題に対する関心・意識を調べるもので、有効回収数は1896人分(63.2%)。
環境問題全般について、家庭における環境保全の取り組みとしては、「古紙、牛乳パック、ペットボトル、空き缶などのリサイクル、分別収集に協力する」が73.4%で最も多かった。今後の環境保全への取り組みについては、「毎日の暮らしの中で工夫や努力(64.8%)」がもっとも多く、「市民活動などへの積極的参加」は15%と少なかった。
ごみ問題の原因として、「大量生産、大量消費、大量廃棄の生活様式」が62.8%でトップに挙げられた一方で、循環型社会形成に向けた質問に対する最多の回答は、「現在の生活水準を落とさず、大量生産、大量消費は維持しながら廃棄物のリユースやリサイクルを積極的に進めればよい」という理想と現実が反映されたものに。
レジ袋の無料配布禁止については、55.1%が「賛成」と回答した。86.7%が自動車の公害や温暖化防止のため、自動車利用の自粛や交通制限などの協力要請があれば「協力する」と答えた。
http://www8.cao.go.jp/survey/h17/h17-environment/index.html
登録日時: 2006/04/27 03:16:29 PM
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