2006年03月08日
環境省は2005年9月15日、2004年度における容器包装リサイクル法に基づく市町村の分別収集および再商品化の実績を発表した。分別収集総量は265万7803トンで、対前年度比1.2%増。再商品化した割合は97.1%で、対前年度比0.5ポイント増加した。
収集量の伸び率は、ペットボトルが12.6%、プラスチック製包装容器が17.4%と大きくなっているが、他の品目はほぼ横ばいであった。
品目別の収集量と再商品化率は、無色のガラス製容器34万6671トン、96.5%。茶色のガラス製容器30万1262トン、96.9%。その他の色のガラス製容器16万6076トン、94.6%。紙製容器包装6万9197トン、86.2%。ペットボトル23万8469トン、
97.0%。プラスチック製容器包装47万1488トン、96.6%。スチール缶36万2207トン、98.0%。アルミ缶13万9477トン、98.9%。段ボール54万7149トン、99.1%。紙パック1万5807トン、97.4%。
ガラス製容器、スチール缶、アルミ缶、ペットボトルの分別収集は、9割を超える市町村で実施しており、定着している。環境省では、今後5年間に、ほとんど全ての市町村がいずれかの容器包装廃棄物の分別収集を行うと見込んでいる。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6351
ほぼすべての市町村が容器包装リサイクル法に基づく分別収集へ (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1216-j
登録日時: 2006/03/08 11:30:01 AM
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