エネルギー・地球温暖化

2006年02月15日

 

国産材の利用を推進する「木づかい運動」スタート

Keywords:  地球温暖化  政府  生態系・生物多様性 

 

林野庁では国産材の利用拡大に向けた普及啓発活動を強化し、2005年度から「木づかい運動」として、PR活動をスタートした。特に10月を「木づかい推進月間」として定め、「木づかいシンポジウム」や企業向け、消費者向けセミナーの開催、ラジオ、テレビなどによる広報など、集中的な取り組みを実施している。

日本では国産の木材の使用が減ってしまったために、手入れの行き届かない森林が増えている。木を植え、育て、伐採し、上手に使用することは、CO2を吸収してくれる健全な森林を育てることとなる。国産材の使用は健全な森林を作るエコ活動となることを、「木づかい運動」でPRしていく。

「木づかい運動」のシンボルとなるロゴマークとして、「3.9 GREENSTYLE(サンキューグリーンスタイル)」も作成。2005年4月に閣議決定された京都議定書目標達成計画で、日本が約束したCO2平均排出量を基準年(90年)から6%削減するうち、3分の2に当たる3.9%を森林による吸収と設定しているところから「3.9」とつけた。CO2を吸収してくれる日本の森林に感謝(サンキュー)しながら、目標の3.9%の達成に向かって、国産材製品を身近にもっと取り入れようとの思いが込められている。



http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h17-9gatu/0930kidukai.html


登録日時: 2006/02/15 11:28:11 AM

英語記事はこちら


 


 

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