交通・モビリティ

2005年10月28日

 

ディーゼル車規制で、東京の大気環境改善

Keywords:  交通・モビリティ  地方自治体 

 

東京都は2005年6月24日、2004年度の浮遊粒子状物質(SPM)および二酸化窒素の環境基準達成状況を発表し、東京の大気環境は確実に改善されていることを明らかにした。

SPMについては、道路沿道に設置した自動車排出ガス測定局(自排局)34局のうち33局で、住宅地域に設置した一般環境大気測定局(一般局)47局のすべてで環境基準を達成した。02年度、03年度における達成割合は、自排局でそれぞれ、0%、12%であり、一般局では40%、51%だった。なお、今回環境基準に達しなかった1局でも顕著な改善傾向が見られている。

二酸化窒素については、自排局で16局(47%)、一般局のすべてで環境基準を達成。02年度、03年度における達成率は、自排局でそれぞれ、37%、53%、一般局で93%、98%であった。

東京都は、大気汚染を改善するため1999年8月「ディーゼル車NO作戦」を開始して以来、国や関係業界に働きかけ、様々な分野で国に先駆けた取組みを展開してきた。今回の結果は、2003年10月から開始したディーゼル車規制の効果によるものとしている。





登録日時: 2005/10/28 01:58:21 PM

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