政策・制度・技術

2005年09月29日

 

東京都、1万平方メートル超のマンション新増築に環境性能表示を義務化

Keywords:  政策・制度  地方自治体 

 

東京都は、2005年5月30日、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)を改正し、表示方法等の基準を定めたマンション環境性能表示制度を新設したことを発表した。

大規模新築マンションの販売広告に、環境性能に関する情報表示を義務付け、マンションを購入しようとする人に新たな選択肢を提供するもの。建築主に自主的な環境配慮の取り組みを促すとともに、環境に配慮したマンションが高く評価される市場の形成をねらう。

表示対象は、同年10月1日以降に東京都に建築物環境計画書を提出する延床面積1万平方メートル超の大規模新増築マンション。 都のホームページでも公表され、建築主はモデルルーム等で同表示内容説明の努力義務も負う。

表示項目は、(1)建物の断熱性(2)設備の省エネ性(3)建物の長寿命化(4)みどり(緑の量と質の確保、生態系への配慮)。提出された建築物環境計画書における取り組み評価に基づき、星印(★)の3段階評価で行なう。





登録日時: 2005/09/29 09:16:31 AM

英語記事はこちら


 


 

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