2004年08月27日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(非製造業) 地方自治体 地球温暖化 政策・制度
東京電力は、横浜市および横浜市スポーツ振興事業団(財団法人)が実施するリユースカップ事業に参加・協力することを発表した。横浜国際競技場で販売される飲み物のカップを、使い捨ての紙コップからリユースできるコップへ切り替えるもので、2004年8月から2008年3月まで試験的に実施する予定。
このリユースカップは、ポリプロピレン製で最高50回まで洗浄・再利用ができる。この容器に変えることで、使い捨て容器ごみの排出量およびカップの製造から廃棄にいたるライフサイクルでの二酸化炭素排出量削減を図る。
ごみの排出量は、Jリーグ1試合当たり180kgの削減で、年間約3.2t(総排出量の5%)の削減となり、二酸化炭素はカップ1個あたり68gの削減で、年間約14.7t削減できる見通し。
本事業は横浜市が推進する、2010年における同市のごみ排出量を2001年に対して30%削減するという「G30プラン」の一環。横浜市はこの事業を通して、具体的な環境改善効果ばかりでなく、横浜国際競技場を、市民の環境意識向上の拠点とすることを目指しており、東京電力はその主旨に賛同したもの。リユースカップには東京電力のロゴマークや環境に関するメッセージが描かれる。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu04_j/images/04052501a.pdf
登録日時: 2004/08/27 02:55:43 PM
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