2004年01月22日
Keywords: 3R・廃棄物 NGO・市民 地方自治体 政策・制度
「ヨコハマはG30」を合言葉にごみの減量・リサイクル(G30行動)に取り組んでいる横浜市は、家庭ごみの減量・リサイクルを進めるため、分別収集の品目を拡大するモデル事業を開始して1ヶ月で、家庭ごみを30%以上減量したことを発表した。
このモデル事業は、2003年10月6日から各区のモデル地区(全市で約4万世帯対象)で開始したもので、これまで家庭ごみとして出すことができたものの中から、資源として再利用できる「プラスチック製容器包装」「スプレー缶」「古紙」「古布」などを分別して出すことにしている。
その結果、モデル地区で収集した家庭ごみ(週3回収集)の週あたり平均量は約326.56トンで、モデル事業開始前1週間の収集量492.97トンと比較して166.4トン減、割合にすると30%以上の減量となり、分別の効果を明白に示している。
約350万人の人口を抱える横浜市では、中期政策プランで、平成22年度における全市のごみ排出量を、平成13年度に対し30%削減する目標を掲げている。その実現のために、市民・事業者の参加と協力を得て、さまざまな施策を実施している。
登録日時: 2004/01/22 09:10:20 AM
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