エネルギー・地球温暖化

2003年10月29日

 

東京都心部の最低気温、過去100年で4度上昇

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

環境省は2003年8月7日、ヒートアイランド現象による環境影響に関する調査報告書を発表した。

ここ100年間の東京都心部(大手町)と周辺都市(横浜、熊谷、宇都宮、銚子)の日最低気温の変化を比較したところ、都心部では周辺都市2倍の約4℃上昇しており、都心部のヒートアイランド現象が顕著になっていることがわかった。

シュミレーションの結果、23区全体の3.8%相当の面積に植樹し、屋上緑化や人工排熱の削減につながる省エネなどの対策をすれば、最大0.3度程度の気温低下が見込めるという。

環境省では、ヒートアイランド現象による環境影響調査を引き続き行っていくとともに、ヒートアイランド現象のメカニズム解明に向けた広域測定を行っていく考え。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4268


ヒートアイランド現象の現状と対策 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/168-j


登録日時: 2003/10/29 10:34:16 AM

英語記事はこちら


 


 

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