エコ・ソーシャルビジネス

2003年03月11日

 

燃料電池車用「移動式水素ステーション」販売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  交通・モビリティ  企業(製造業)  企業(非製造業)  地球温暖化  省エネ 

 

住商エア・ウォーターは、燃料電池自動車への水素供給車「移動式水素ステーション」を日本で初めて開発した。10トン・トラックや大型トレーラー上に超高圧容器、コンプレッサー、超高圧ディスペンサー等を搭載したもので、燃料電池自動車が要求する場所に移動し、その場で直接、自動車の燃料タンクに圧縮水素を供給できる。

価格は1台約5-6,000万円。すでにトヨタ自動車への販売および日産自動車へのレンタルが決定している。今後は燃料電池自動車メーカーを中心に販売を拡大し、定置型の水素ステーション建設とあわせ、今後の水素事業の柱とする考え。

燃料電池自動車には燃料である水素を供給する水素ステーションが不可欠だが、現時点では定置式で数も少ないため(首都圏で5箇所建設中)、走行可能範囲が水素ステーションの近隣に限定されるのが実情。移動式水素ステーションの開発により、今後の燃料電池自動車の普及に貢献する考え。






登録日時: 2003/03/11 01:16:18 PM

英語記事はこちら


 


 

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