2002年11月24日
8月22-23日、北海道の栗山町に300人以上が集まり、「地域通貨」を活用したまちづくりについて、経験や事例を発表した。11の事例(うち6件が国内、5件が国外から)の発表があり、パネルディスカションが行われた。また、会議の様子は、インターネットで放映された。
現在、日本では116、世界中では約2500の地域が、何らかの形で地域通貨を用いている。LETSは、確立されたシステムのひとつだが、世界中には、さまざまな形の地域通貨がある。通常、地域通貨のシステムの参加者は、多謝のためにサービス等を提供し、その見返りとして、交換可能なクレジットを得る。「タイムダラー」「デジタルマネー」などの地域通貨がある。
栗山町での国際会議では、情報技術の活用や、公共セクターや市民の協力、これらの地域通貨による間接的な地元経済の活性化などについて、議論された。
登録日時: 2002/11/24 06:58:10 AM
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