2002年08月26日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(非製造業) 大学・研究機関
自動車を共同で利用する「カーシェアリング」を後押ししようと設立された日本初の民間カーシェアリング会社「シーイーブイシェアリング」は、横浜市内に7ヶ所の拠点を設けて、21台の車を使い、3年後の黒字化をめざす。
80年代後半にスイスで始まったといわれるカーシェアリングは、現在は欧州で数百、米国に数十の運営組織が持つ。成長ベンチャーとして注目されている米国に比べ、日本では、経済産業省や国土交通省が推進役となり、電気自動車など低公害車の普及と結びつけてカーシェアリングを推進していることが特徴。
交通エコロジー・モビリティ財団が2001年に東京都内の住宅地で行った実験では、カーシェアリング導入期間の自動車の利用率は半分程度となり、自転車や徒歩が倍増した。 駐車場代が高い都心部ではビジネス利用も期待できる。
登録日時: 2002/08/26 05:22:22 PM
英語記事はこちら