3R・廃棄物

2017年08月16日

 

パシフィコ横浜、施設内廃棄物で発電し電力コスト削減

Keywords:  3R・廃棄物 

 

写真:Minato Mirai from the Landmark Tower
イメージ画像:Photo by Tarourashima Some Rights Reserved.

神奈川県横浜市に所在する国内最大級の複合MICE施設、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)は2017年3月27日、施設内で排出した廃棄物を燃料にした電力を同社が管理する隣接の臨港パークへ4月2日より供給開始すると発表した。

パシフィコ横浜は、国際会議、学会・会議、展示会、イベント等で国内トップの実績を持っており、サステイナブルな施設の実現を目指して環境負荷の低減のための取り組みを行っている。施設内で出た廃棄物(2015年度実績:124トン)の完全把握と100%リサイクルを目指し、過去5年間は90%以上を実現した。横浜市より3R活動優良事業所に認定されている。

施設内廃棄物はJFE環境により収集・運搬され、同社の産業廃棄物処理施設で焼却・発電される。発電した電力は年間約30万kWhをアーバンエナジーが買取り、臨港パークに供給する。アーバンエナジーは廃棄物から発電した電力を買取り、発生元施設へ供給する場合に、廃棄物の処理量に応じて電力料金を割り引くサービス「創電割」を提供するので、臨港パークの電力コスト削減となる。

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